これまでの取組み
平成20年度 | 平成21年度 ※その他の取り組みは各ページにございます
水産物では、高品質化を目指す取組みは、数多くありますが、魚津漁協では更に高品質な
水産物の均質化に取り組んでいます。
◎鮮魚の均質化を実現するために漁船から販売店までの温度管理実証
◎販売店、消費者にわかりやすい鮮度等級の開発実証
◎水産業界で未実用化の環境にやさしい通い箱(再利用クレーテル)の開発実証
鮮魚の均質化を実現するための漁船から販売店までの温度管理実証
平成20年度は、12月から2月までの冬季について、フードチェーン全体の魚倉や魚箱(通い箱)
の内部、周囲温度を計測し、流通温度の実態を計測し,真のコールドチェーンで魚津産の水産物を
皆様に提供することを目指しています。
お客様の手元に届くまで
富山湾の水産物を漁獲して、お客様の手元に届くまでをご紹介します。
温度管理実証
生産から販売までの温度管理の状況を計測し、高品質、均質化を実現するために、改善すべき点を明らかにし、各事業者と日々の作業の中で、改善できる点を検討しながら、進めています。
●使用した記録機能付き温度センサ
時計とメモリを備えた温度センサを利用して、温度管理の実態を計測しました。●生産段階での実証
定置網で漁獲する魚津漁業協同組合に所属する組合員の漁船に温度センサを取り付けて、魚倉の温度を計測しました。
また、魚津漁業協同組合の職員も実際に乗船し、氷の使い方をはじめ、温度管理の状況を
調査しました。
●流通段階での実証
通い箱を使って、魚津おさかなランドから専用の運送トラックで愛知県の販売店まで水産物を運び、通い箱内とその箱の周囲の温度を魚倉の温度計測で利用したものと同じセンサで
計測しました。
また、鮮度等級(案)をより実用的な等級にするため、水産物の状態を定期的に確認しました。